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お野菜王国からの刺客

2026-09-13

沖縄でマルチが盛んな理由を解き明かすヒントとして見て欲しいのがこのドキュメンタリー。米国のラテン系コミュニティや不法移民が、言葉の壁やアメリカンドリームへの憧れを突かれ、全財産を失っていく様が悲惨。

学生時代に少しの間、知人の紹介で何でも屋のバイトをやっていた。

ゴミ屋敷の清掃、精神的に弱っており自殺を図ってしまう人を家人が外出中の間保護する仕事、家事代行人サービスのサクラなど…色々やった。

今思えばめちゃくちゃ中抜きされていたし、初日に実家前まで迎えに来られたの怖過ぎる。

そんな仕事の一つにアムウェイのセミナーに並ぶ仕事があった。

基本的には夜明け前からセミナーの参加列に並び、番号の若い入場整理券を確保する仕事。

雨が降ってきて雨具が無い中体育座りで過ごしたり、後ろに並ぶおじさんからやたらと話しかけられたり印象に残ることは多くあったが、特に覚えているのはその参加者達だ。

続々と集まる参加者達、その面々が明らかに若い。はっきり言って輩たち。

鮮やかな髪色をした若者たちが、ペラペラのスーツを着て早朝から西葛西の公民館前に集結する。

元々アムウェイなどのマルチに抱いていた印象は、暇を持て余した奥様や真面目で騙されやすい大学生、妙にテカテカとしたおじさんなどが参加しているイメージだった。

ところがどうだろう、実態は派手で賑やかな若者たち。それもキャリーケースを転がしている者が多いことから、恐らくは地方から出てきている人たちが大半なのだろう。

それを悟った瞬間に、学校を出ても働き先の無い地元、東京の大学に出てキラキラとしている同級生、妙に金回りの良いヤンチャな先輩からの紹介で…というイメージが湧き出て陰鬱な気持ちになった。